HP式レールボンドの工法

HP式レールボンドの工法をご紹介します。
HP式レールボンド工法は、簡単に言えば図1に示すように端子をレールにはんだ付けする工法です。工程は、①端子の位置決め、②レール研磨、③端子固定、④加熱、⑤冷却・洗浄の5つの工程から成ります。

HPボンド溶接工法の原理

図1.HPボンド溶接工法の原理

通常取付け(腹部)

シートはんだ取付け(腹部)

シートはんだは再取付けの際に使用します。
はんだの滲みが確認出来なかった際や加熱を中断した際等に使用します。

備考

本工法の中で最も重要なのは加熱工程です。
はんだ付けで適切なはんだ接合力を得るためには、母材(レール)温度をはんだの融点(216℃)以上にする必要があります。
HP式レールボンドのパフォーマンスを左右する工程ともいえます。
はんだ付けの要素と注意点は、「はんだ付けの要素と留意点」を参照してください。

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